熱海に行ったら必ず行きたいスポットは、MOA美術館です。
ここは宗教家の岡田茂吉氏が昭和57年に創立した市立美術館で、東洋美術のコレクション、凝った意匠の建築、すぐれた眺望が魅力です。
所蔵されている美術品には、国宝や重要文化財に指定されているものも多数あります。
たとえば国宝ならば、尾形光琳の二曲屏風や野々村仁清の色絵藤花文茶壺です。
美術品の種類としては絵画や彫刻、陶芸以外にも漆工芸品や金工などもあります。
建築の分野では、豊臣秀吉が茶会を開いていたといわれる黄金の茶室を復元した部屋が有名です。
金と朱で構成された部屋のインパクトは強く、長く記憶に残る体験となるのではないでしょうか。
また本館のエスカレーターの周囲は、壁や天井のライトがグラデーションになっていて幻想的な雰囲気を醸し出しています。
場所は相模湾まで1kmの高台で、天気が良ければ大島や房総半島まで眺めることが可能です。JRの熱海駅から出ているバスで1本でアクセスできる点もいいです。
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